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2009年2月28日 (土)

親指シフト=NICOLA配列

親指シフトという入力方式は通常NICOLA配列のことを指す。
富士通のOASYSで採用されていた頃は親指シフトという配列だったけれど、現在は仕様を一部変更したNICOLAに引き継がれている。
新たに親指シフトを始めた人というのはNICOLA配列のことを指しているのが普通である。
ところがNICOLA配列の派生型とか、NICOLAとは別の親指の位置にシフトキーがある配列とかが考案されていて、親指シフトは数種類あるという主張が存在する。
現状NICOLAはマイナーな存在であり、多分今後もそのままなのだろうけれど、既製のPCでローマ字入力のような効率のよくない入力方式しか選択肢がない状況を改善するためにはNICOLA配列という選択肢がふえてくれたほうがいい。
NICOLA配列はかつては一部の機種に選択肢があった実績もある。
しかしNICOLAではない親指シフトの登場は親指シフト採用への結束力を弱める。
様々な派生型が登場してしまうと親指シフトの標準化はますますあり得なくなってしまいかねない。
新JIS配列は使用実態がないから廃止されたが、親指シフトが標準規格に追加されるためにはNICOLAの使用実態がある程度必要ということなのだろう。
でもエミュレータでやっている親指シフトが使用実態にカウントしてもらえるのかわからない。
ましてや派生型親指シフトは専用の製品が存在していないからこれも同様。
そしてNICOLAの改良型親指シフトなどと謳われるとNICOLAが未熟または欠陥ありとされてしまい、かえって足を引っ張ることになりそう。
JISかなやローマ字入力からNICOLAに移行してみようというユーザーがいるのは、JISかなやローマ字入力があまりに非効率なのとNICOLAのメリットがわかりやすいからであるけれど、そこからさらに派生型親指シフトの比較とかになるともうマニアの世界で多くの人はそこまでこだわれない。
各人が自分の好きなような配列やら入力方法を使うのはかまわないけれど、世間ではNICOLA配列を親指シフト配列と認識しているので、派生型を親指シフトの仲間とは思わない。
あまり細かく追求しすぎると多くの人は退いてしまうから、親指シフトはNICOLA配列だけでいいし、NICOLA配列の普及が先決なのだと思う。
それとも親指シフトというのはキー配列までとことん効率を追求する人だけのためのものになってしまっているのでしょうか。
だとしたら富士通がNICOLAキーボードを高級フルキーのFMV-KB232だけに統一してきているのも当然と思ってしまう。

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